有限会社 アイテックサイトウ
〒950-0055 新潟市東区北葉町11-7
TEL: 025-273-2917

Q&A:メガネ・時計で困ったときは?

  • 1. 高いメガネと安いメガネの違いは何ですか?

    工業製品全般に言える事ですが、やはり性能 ・ 品質が良いほど値段が高くなっていきます。
    近年問題だと感じるのは、コストを下げすぎてしまってメガネ本来の機能が果たせないものが多く出回ってしまっているのが現状です。
    日本では軽視されがちですが、メガネは医療機器です。
    分類としては、心臓のペースメーカーと同じなのです。
    メガネのフィッティングが全くできない販売員がいる販売店も多く、メガネそのものがフィッティングできないメガネさえ多く見かけます。
    よく見極めてメガネを選ぶことをお勧めします。

  • 2. メガネはいくらで作れますか?

    当店では、大きく分けて2種類あります。
    比較的リーズナブルな中国製のフレームと、少し価格が上がりますが丈夫で調整でき修理などもしやすい日本製のフレームがあります。
    ¥7,000~¥40,000位と幅広くご用意しております。
    レンズは全て日本製になります。
    遠用・近用は両目で¥6,800~¥24,000のご用意がありまして、よく選んで頂くのは¥6,800 or ¥9,800のレンズになります。
    遠近は両目で¥12,000から幅広くご用意があり、よく選んで頂くのは¥14.000~¥18,000位のレンズになります。
    (傷がつきにくいコーティングや汚れがつきにくいコーティングなどお選び頂けます)
    ご予算をお伝え頂ければ、色々とご提案させて頂きますのでお似合いになる最高の1本をメガネのコンシェルジュと一緒に選びましょう!

  • 3. どんなメガネが似合うか分かりません…

    当店では東京と新潟のメガネ店で数千人のメガネを選んだ経験豊富なメガネのコンシェルジュが在中しております。
    お客様の話を伺い、納得のいく1本を一緒に探すお手伝いをさせて頂きます。
    不安なことや聞きたいことがありましたら、どんな小さなことでもお気軽にご相談下さい。
    合わせたいお洋服や、仕事着などございましたらメガネ選びのヒントになりますのでご持参頂いたり写真などご用意頂ければと思います。
    もちろんご自身でゆっくり選びたい方もいらっしゃいますので、お手伝いできることがあればぜひお申し付け下さいませ。

  • 4. メガネの出来上がりまでどのぐらい時間かかりますか?

    当店在中のSS級認定眼鏡士による測定となります。
    測定の時間は10~30分ほど頂きます。
    その際、お使いのメガネやコンタクトがございましたら度数決定の参考になりますのでお持ち頂けると幸いです。
    出来上がりはレンズメーカーに在庫があるもので最短翌日。
    遠近・中近・近々・強度乱視のレンズはお客様だけの特注レンズになりますので4~7日ほどお時間を頂いております。

  • 5. メガネをかけると度が進むって聞くんですけど…

    基本的に〈メガネをかけたら度が進む〉ということはありません。
    普段視力の良い人(1.0以上)は、一段階近視が進むと0.8程度の視力になり見にくさを感じます。
    しかし、もともと近視で見にくい人(0.3以下)は、一段階近視が進んでもあまり見にくさを感じることはありません。
    その為、メガネをかけて一旦よく見えるようになると、ほんの少しの度数の変化も敏感に感じやすくなり〈メガネをかけたら進んだ〉という錯覚が生じていると考えられます。

    特にメガネを初めてかける小中学生頃は身体の成長に伴って目の大きさも変わり、目も近視方向にどんどん変化していきます。
    またこの年頃は勉強やゲーム・スマートフォンなど常に身近にあり、どうしても度が進みやすい条件が重なってしまう為、そのような錯覚がより生じやすくなります。

    また、40代半ばを目途にメガネの度も変化していきます。
    そして老視の人も近視の人と同じように、メガネをかけて近くがはっきり見えるようになると若干の老視の変化も敏感に感じ、どんどん度が進むような錯覚に陥るからだと考えられます。

  • 6. 近視の人は老眼にならないって聞きましたがどうなんでしょうか

    近視の人も同じように老視になります。
    一般に「老眼」と呼ばれる老視は、年を重ねると共にピント合わせをする力が弱まって、近くが見にくくなることを言います。
    近視の人の場合、メガネを外せばピント合わせをしなくても、もともと近くにピントが合っています。
    ですので、老視になってピント合わせの力が弱くなっても、メガネを外せば近くはよく見えるため「老眼鏡をかけなければならない時期が遅い」ということから「近視の人は老視にならない」という誤解が生じたのです。
    しかし、近視の人が近視用のメガネを掛けた状態では、近くを見る場合にはピント合わせが必要になりますので、老視であれば近くの小さな文字は見にくく感じることになります。

  • 7. ブルーライトカットは実際必要ですか?

    現在の段階ではブルーライトが目に悪いという科学的根拠はありません。
    しかし、数年後・数十年後に影響が出てくる可能性はあります。
    令和3年4月14日に日本眼科学会より、ブルーライトカットメガネの装用を推奨する根拠はないと発表されました。
    むしろ小児の発育に悪影響だとも言われました。
    (参照: 小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見(pdf)

    当店でもブルーライトカットレンズの取り扱いはありますが、あまりお勧めしていません。
    なぜなら価格が高くなってしまうことと、どうしてもレンズの反射が青っぽくなってしまったりするからです。
    当店ではパソコンやスマートフォンでの画面でコントラストを調整したり、直接画面に貼るフィルムをお勧めしております。

    多くの方が勘違いされているのはブルーライトカットの対処をすれば目が疲れにくくなるのではないかとおっしゃいます。
    実際はパソコンを見る距離に問題があります。
    日常生活や運転するメガネでパソコンをすると目の筋肉が近くにピントを合わせ続けます。
    ですから間違いなく疲れや肩こり、頭痛や吐き気などの症状が出てきます。
    パソコンに向かう時間が多い方は、遠くを見るとぼやけるがパソコンをするには疲れにくいメガネが1本あったほうがストレスはなくなるでしょう。